今回のFC2ブログトラックバックテーマは、
「冬の花といえば何ですか?」です。
冬の花で思い出すのは「葉牡丹」(ハボタン)です。
葉牡丹の外側の葉がちょっとキャベツみたいで、
小学生のときは不思議な花だと思っていました。
東京に住んでいると冬でも花壇の花が楽しめますが、
私の実家の弘前(青森県)は降雪量が多く、
庭の植物は雪に埋れるので雪囲いをします。
私が子供のときは雪が降り始めるころになると、
近所のホームセンターから葉牡丹の寄せ植えを買ってきて、
玄関の下駄箱の上に置いて育てていました。
実家は冬の寒さ対策のために、
玄関のドアが2枚(二重)になっています。
引き戸の1枚目のドアを開けると、
狭いたたきがあって風除室になっています。
そこでダウンコートに積もった雪を払って、
ブーツの靴底にくっついた氷や雪を落としてから二枚目のドアを開け、
靴を脱いでから部屋の中に入ります。
1枚目のドアがある風除室に寄せ植えを置いておくと、
真冬の寒さで植物が枯れてしまうことがあるので、
葉牡丹は2枚目のドアを開けた下駄箱の上に飾っていました。
クリスマスよりも
年越しやお正月の支度に力を入れる家庭なので、
両親が買ってくる葉牡丹の寄せ植えは、
年始にお客さんを玄関で迎えるためのものです。
紫や白の葉牡丹を見かけると、
弘前の冬の寒さを懐かしく思い出して、冬だなあと思います。
(ガーデニングshop岐阜緑園 楽天市場)
お読み頂きありがとうございます。
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